【医療衛生情報】広東省のデング熱発病数が激増し6089例を報告。広州で最も深刻な日は300例の増加。  

【医療衛生情報】広東省のデング熱発病数が激増し6089例を報告。広州で最も深刻な日は300例の増加。  

<広州デング熱増加の状況>

昨今、広州市現地のデング熱患者が急増し、現在デング熱予防情勢は重要な時期を迎えている。
22日、広州市衛生局はデング熱予防治療の会議を開催し、5月1日から当日までに、広東省は6089例のデング熱の病例が発生したことを報告。往年同時期に比べて10倍近く増加し、その中の85%広州は占めるということが分かった。
広州市第八病院の院長は、広州で2例のデング熱死亡例が発生し、ここ数年来初めての死亡例であることを明らかにした。これまでデング熱死亡例は1991年以来、23年ぶりである。
しかし、この死亡した2人の年齢が、70歳を上回るため、高血圧や糖尿病などの基礎疾患が、デング熱の発病をきっかけに悪化したため結果的に死亡に至ったとした。感染症専門の医療期間として広州市第八病院は、現在危篤に陥る患者が存在し、受け入れた後死亡数が出る可能性があるという。
今年は発病する人数が多く、重症の病例も多い。重症のデング熱重点病院として、市8病院の累計で現在199名のデング熱入院患者を受け入れており、その中で今なお治療中の重症患者は15人いると。

<感染拡大の原因は?>

広東省疾病予防コントロールセンターは情報を公表し、現在広東省のデング熱は発生しやすい季節であり、また、広州、佛山などの市は、デング熱の疫病発生の危険性が高い地区であると語った。さらに、現在までに6089例のデング熱発症数を報告し、その中で広州市が5190例(2例の死亡例を含む)、同市内12区で現れたという。
広州市疾病コントロールセンターの副主任の楊氏はこう語る、現在全世界に数十万のデング熱の病例があるが、雨の多い天気が続き、今年はデング熱の発症数が従来より多いのだと。

<対策>

22日、広州市衛生局はデング熱対策の状況報告会を開き、初めて管轄内にて蚊の観測点を公表した。広州市疾病予防コントロールセンターCDCは、隔離案を初公開し、初期患者は外出を自粛するように促した。デング熱拡大を防止するため、蚊の観測点密度状況を各区で公布し、防蚊の役目をしっかり履行するように催した。
「もし全市民、全ての会社が積極的に予防規則を守ったら、デング熱が減少する可能性が高い。」杨氏は省政府の規定によって、市町村が区の担当責任者となり、街の人々が予防意識を持って住民や会社の責任者となり、感染予防を防ぎ、違反者は処罰する。蚊を減らす責任は、衛生部門、政府、居委、都市管理委のことだけでなく、全ての人々がコントロールすれば最終的に収まるだろうと。
  
 どうして今年広州でこんな多くデング熱が発生しているのか?これに対して、広州市疾病予防センター副主任杨氏はこう話した。「今年広州の蚊の密度は例年より高い、この原因は様々であるが、まず全体からみると、今年デング熱は世界中でも流行期を迎えている、隣接する東南アジア各国のデング熱病例は10万人以上に達しているし、広州の病例も往年より多い」と。気象条件から見れば、今年雨の日が多く、繰り返しの降雨が感染を助長させた。
 

<メディアの役割>

病院が積極的にデング熱受け入れ通報 ホットライン:12320  
今年の流行については、広州市規定2級以上の感染科を設置した病院はデング熱受け入れ病院とする。しめて84病院。
  
杨氏は付け加え、「メディアが医療機関受け入れ状況を監督し、もし広州市2級以上感染科の病院が患者の受け入れや責任逃れをした場合、メディアで公表してください。市民は12320衛生ホットラインまで通報するように話した。
全体的に見れば、現在の流行は緩和し、以前多発した区域の感染も収まっているとのことだが、まだいくつかの町村はおさまってないため、蚊に注意するよう注意を促した。

原文:健康報ネット 2014年9月23,24日掲載記事より

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