【医療衛生情報】深セン市における鳥インフルエンザA(H7N9)情報

【医療衛生情報】深セン市における鳥インフルエンザA(H7N9)情報

【深センの活家禽市場で鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)陽性反応】

■12月11日、新華社広州は広東省衛生計画生育委員会が、深セン市龍崗区の活家禽市場で採取した環境サンプルから鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の陽性反応が確認された旨発表した。 専門家は、鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)のヒト感染が省内で散発的に発生するリスクが高いと評価した。

■12月10日、広東省及び深セン市の鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)ヒト感染予防対策チームは、深セン市活家禽市場の鳥インフルエンザウイルス汚染の監視測定中、13の活家禽市場から70個の環境サンプルを採取し検査した結果、龍崗区の2箇所の活家禽市場の3個のサンプルから鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の陽性反応が確認された。(陽性反応が確認された3個の環境サンプルのうち、1個は龍崗区横崗市場の家禽解体用のまな板から、2個は龍崗区南湾街道康橋肉菜市場の家禽の糞と羽を除去する器具から採取されたものである)。

■12月11日、広東省衛生計画生育委員会は、専門家による対策会議を開催し、専門家は、鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)のヒト感染が省内で散発的に発生するリスクが高まっており、ヒトへの感染はいつでも起こりうるとの注意喚起と予防措置の強化を求めた。専門家は、ヒトへの感染予防のために注意すべき行動を提示した。

【感染予防のために注意すべき行動】
・家禽に触れた後や食事の前、トイレの後は良く手を洗うこと。
・発熱、咳、頭痛、全身や呼吸器の不調を感じたらすぐに医療機関で受診すること。
・家禽類の卵や肉は十分に加熱調理すること 。
・病死した家禽の肉は食べないこと。
・流通経路が不明な家禽類産品は購入しないこと。
・家禽類への接近はできるだけ避けること。

【深セン市において鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスヒト感染症例1例を確認】

■12月19日広東省深セン市において、鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)ヒト感染症例1例が確認された。患者は38歳男性、広東高州出身、龍崗区南玲村在住。現在重篤な状態である。

■12月9日、患者は発熱と咳の症状で、南嶺村にある診療所で受診。その後12月12日、患者は南湾人民病院の救急で受診した。12月12日と16日、綿棒を使って喉から検体を採取し検査をしたが、いずれも、A型インフルエンザウイルスRNA陰性を示した。12月17日、深セン市疾病予防コントロールセンターが患者の肺胞から取り出した液体の検査を進めたところ、検体はH7N9型鳥インフルエンザウイルスRNA陽性を示した。翌18日、広東省疾病予防コントロールセンターで再検査した結果一致し、同日患者は、深セン市第三人民病院に収容された。

■19日までに、広東省での鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)ヒト感染症例は6例あり、内訳は深セン1例、恵州1例、東莞2例、陽江2例となっている。

■広東省政府によると、12月18日より、H7N9鳥インフルエンザウイルスのヒト感染予防のため、疫病管理の指導者グループが5つの監督調査チームを派遣し、21の地区と市及び順徳区を対象に、H7N9鳥インフルエンザ予防のための監督調査を行う。監督調査チームは重点的に活家禽市場の“1日1回洗浄、週に1度の大掃除”及び“順番に1日休市し、全面的な洗浄消毒”などの措置の実行情況、医療機関におけるノイラミニダーゼ阻害薬などの抗ウイルス薬品の仕入れ及び使用情況、病例のスクリーニング及び検査状況などを確認する。

原文:健康報ネット 2013年12月12日、20日掲載記事より

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