EAJ社員インタビュー②大連の医療機関事情に詳しいSさん

EAJ社員インタビュー②大連の医療機関事情に詳しいSさん

チャイナプラン通信では、「医療アシスタンス」という業務を皆様にご理解いただくため、当社のいろいろな部署・地域で医療アシスタンスに携わる社員にインタビューをしていきます。

2回目の今回は、当社大連オフィスに所属し、アテンド通訳スタッフとして経歴も長く、大活躍のSさんです。

Q:出身はどちらですか?また日本語はどのように習得したのですか?
A:中国の東北地方、黒竜江省のハルビンです。
冬になるととても寒く、マイナス30℃にもなることもあります。
市内にロシア風の建物がたくさんあるのが特徴で、毎年1月~2月末まで氷祭りと雪祭りでにぎわっています。
日本語は、日本に5年間留学して習得しました。

EAJ社員インタビュー



Q:Sさんは以前病院勤務の看護婦さんだったと聞きました。看護婦の仕事と、現在の医療通訳の仕事では
    どう違いますか?現在の仕事の魅力は?

A:医療通訳は看護婦時代の仕事と違って、患者さんの治療やケアなどはしないですね。その代わりに医師や・看護師と
お客様の間に入り、正確な医療通訳を行ったり、医療費の立替、医療情報の入手、また病院の各関連部署との交渉
なども行います。(入退院の手続きや、24時間付き添いの手配、また入院食を頼む際、お客様の好みや病状により、
油や塩分を控えるよう依頼したりもします。)
今の仕事の魅力としては、困っているお客様のサポートをし、お客様に「助かりました、ありがとうございます」と言って
いただいた際、特に遣り甲斐のある仕事だと感じます。

Q:今までの医療通訳の仕事の中で印象に残っている事例を教えてください。
A:医療通訳の仕事は現在までで8年間の経験があります。
今まで数え切れないほどのお客様にアテンド通訳をさせていただきましたが、特に印象に残っているのは次の2つの事
例です。

-ある日系企業の出張者の方が中国現地で解離性大動脈瘤と言う病気で突然亡くなられました。ご遺族の希望によ
り、中国現地での火葬の手配をEAJがすることになり、病院、公証局、領事館から各証明書類の入手、また葬儀社
とのやり取り、交渉などを一つ一つ問題無くやり遂げ、最後にご遺族と企業関係者の方に感謝の声をいただきまし
た。

-大連現地の工場で転倒後、左大腿頸部骨折と診断され、同日緊急入院された日本人の方の件です。
入院先でもお客様が困らないよう、食事の手配、身の回り品の購入や24時間付き添うヘルパーさんの手配も行いま
した。入院病棟では日本語の話し相手がなかなかいないため、お客様に不安や寂しい想いをさせないよう、アテンド
通訳スタッフは医療通訳以外にも各方面に心配りが必要です。その方は結局、中国現地で人工股関節全置換術を
受けた後、少しリハビリをしてから日本人医師と看護婦の付き添いのもと無事に日本の病院まで搬送されました。

Q:大連で日本人の方がよく受診される医療機関はどのような医療機関ですか?
    また、市内と開発区での医療機関の分布等教えてください。

A:日本人の方がよく利用する医療機関の中に大連VITUPクリニックがあります。私も当クリニックの中に駐在して
おり、緊急や重症の患者さんを他の総合病院にご案内し、医療通訳や医療費の立替などのサポートもしております。
総合病院では、大連大学付属中山医院(元鉄路医院)も日本人の方がよく利用されています。

【市内と開発区での医療機関の分布】

市内-総合病院や児童医院、日系クリニック、日本語の通じるクリニックなど等数多くの医療機関があります。

開発区-総合病院は大連医科大学付属第一医院と開発区医院の2カ所になります。大連医科大学付属第一医院は
大連市で医療レベルの一番高い総合病院と言われており、外国人向けの特需外来と特需病棟も設置してあるため、
開発区に住んでいる日本人の方もよく利用されています。開発区には往診可能、24時間対応の日本語の通じる
クリニックもありますが、わざわざ日本人医師のいる市内のクリニックまで行かれる方もいます。

※開発区から市内まで普段は45分ほどで移動できますが、渋滞の場合、1時間か1時間30分ぐらいかかります。

Q:何か大連で新しい情報があれば教えてください。
A:今年の年末か来年の初めに、大連VITUP国際病院が大連開発区DDポートにOPENする予定と聞いています。ほぼ
全ての科目の受診が可能で、日本人専門医による胃内視鏡検査も可能だとか。大連開発区に住む日本人の方にとっ
て、受診の際の選択肢が増えることになると思います。

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