【医療衛生情報】女性は要注意、湿疹とよく似たページェット病

【医療衛生情報】女性は要注意、湿疹とよく似たページェット病

56歳の宋さん(女性)は3ヶ月前から乳輪のあたりに痒みがあり、次第に皮膚の角質の剥離や強い痒みを伴う状態になった。湿疹だと思い、薬局で軟膏を購入して薬を塗ったが、予想とは逆に症状が悪化する一方で、乳首の所が化膿してきた。

その後ハルビン医科大学付属第三病院で受診したところ、ページェット病と診断された。

乳腺外科二病区の黄元夕教授によると、ページェット病は乳頭部に生じる乳癌で、気づきにくく、誤診される事もある。患者の平均年齢は50~55歳で、初期症状としては乳首の痒み痛み、また灼熱感を伴うのが一般的で、乳頭や乳輪に慢性湿疹のような症状が出てくる。病理変化は乳頭部のいかなる部位にも発生することがあり、乳首が赤く腫れたり皮膚が厚くなりザラザラしてくる。悪化してくると乳首周辺の皮膚のただれ、化膿、皮膚の角質の剥離、また乳首表面のただれ、かさぶた形成を繰り返し、液体、更に血が出てきあかぎれの状態になる。薬を塗ると症状は一時的に改善するが、再発する事もある。

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初期症状は一般的に乳房に腫れなどの症状が出ないため、多数の患者は皮膚病と勘違いをしてしまう。この疾病は珍しく、皮膚科医にも詳しく把握している人が少ないため、腫瘍科を受診する頃には、既に数ヶ月ほど経過してしまっている。ただし、一般的に発病から時間が経っていても、乳房に腫物ができていなければ、予後は回復しやすい。

原文:健康ネット新聞 2013年1月28日掲載記事より

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